上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
havana

ss-DSC_0120.jpg

キューバの首都ハバナ。

ずっとここに来たかった。

中国やベトナムが資本主義の波に乗ってきた中、
キューバはどんなものか、これこそ最後の社会主義の国。

フィデル・カストロも病気で政権を退いた後、弟ラウルが引き継ぎ多少緩くなってきた今、
フィデルが死ねばもっと国が変わってしまう。

その前に行かなきゃと思ったのが、初めの動機。




キューバのドキュメンタリー映画 buena vista social club を見て、早く行きたい と思った。

buena vista social club は 言わずと知れた、今は無きハバナの会員制音楽クラブ。
映画に出てくるミュージシャンは若くて70代、80代90代がメイン。

「人生、捨てたものじゃないな、まさかこの年になってニューヨークやパリや東京で俺の歌を聞いてもらえるとわな。」  
「そういやそうだな。俺なんざ、それまで街角で靴磨きをしてたんだぜ。それがよ、グラミー賞をもらうわ、映画に出るわで、夢でも見ているかと思うよ」
「皆して、これから子供つくろうよ」


この映画の面白いところは、音楽が素晴らしい!ってだけでない。
この老人達は、驚くほど元気で陽気。
年老いたって太い葉巻とラム酒は欠かさない。

映画に出てくる buena vista social club の中心的存在 コンパイ・セグンド。
彼は5歳から葉巻を覚え、95歳で腎不全で亡くなった。

キューバは日本に続き、長寿国。

日本は粗食が長寿の秘訣。
最近になって野菜を食べる習慣ができたキューバの場合、
人間が陽気でハッピーなおかげ、と言ってしまいたい。


コロンビアでも、街中で民族音楽を奏でるのは老人ばかりだった。


そんな世界に音楽を聴きに行きたくなった。

これが二つ目の動機。


ss-DSC_0196.jpg


空港から、街へ向かうバスの中から 映画のシーンを思い出し いざバスを降りたそこは

buena vista.

ss-DSC_0263.jpg


いつも、旅していてどこが一番好きかと聞かれるといつも 

カンボジアのシェムリアップ と答えていた。

今は、その質問に答えるのが難しい。

キューバはそれに並ぶくらい、私は惚れ込んでしまっている。


ss-DSC_2830.jpg



キューバでも、いろいろな町があるけど私にとっては ハバナは別格。


旧市街が世界遺産になっているが、このブっ壊れっぷりは最高だ。

道を歩いていると思ったのもつかの間、上を向けば壁を仕切っていたらしきものが等間隔に並んでいる。
建物がごっそり壊れて吹き抜けになってしまっていると気づく。

これは普通なのだ。

良い雰囲気のある建物だと眺めていたら、3階4階の窓からはそのまま空が見えている。

そういうのは数軒に一つ、すぐ発見できる。


ss-DSC_1005.jpg


世界遺産だから修復ができないとか、いい名目で、
キューバには元々お金もないし壊れてるから直そうという普通の常識も、
本当に必要なものには適応されるが大体が放りっぱなし。

ATM が良い例だ。
そんなもんは現地人にはまだまだ普及してない。クレジットカードなんてみんな持ってない。
だから機械が壊れててカードを入れれば飲み込んでしまうっていうものがほとんど。
外国人はキューバで使うであろうお金を現金で用意して、いざ向かうのだ。
実際には銀行の窓口でお金を引き下ろせるけど、旅行者の中ではキューバでは機械を使わないのが一般常識。


直さない 直せない と同時に、あるものをとても大事に使う。
ここには、使い捨てライターなぞ存在しない。
使い捨てライターのオイルが無くなれば分解してオイルを入れて使う。
石の調子が悪くなれば、それを取り替えてまた使う。
使い捨てライターを生き返らす、そんな露店がいっぱいある。


ss-DSC_1014.jpg


ハバナは、気になる方向へ歩いているとすぐ迷子になる。
あれ?どこに来ちゃったっけかなと思えば、目の前に高級な猫ばりに
ニワトリを抱え、撫でまわすセニョーラがいる。


ss-DSC_0201.jpg


大体の家が、外が暑いからか玄関を開けっぱなしにしている。
家族揃ってご飯をおいしそうに食べてたりするのが、気軽にすぐ覗ける。

ほとんどの家にロッキングチェアーがあるんじゃないかと思うくらい見た。
仕事も遅くまでする必要も無いし、遊び場所がそんなにあるわけでもないから、
家でゆっくり椅子に座って、時にはそれを外に出して、
道行く人とのおしゃべりを楽しんだりしている。


ss-DSC_0200.jpg


家にいる人と目が合えば、こっちへ近づいてきておしゃべりに耽り、部屋に上がれと言われれば上がり、
フィデルの写真が部屋にあれば、私のパパ(フィデル)と嬉しそうに話してくれる。


ss-DSC_1170.jpg


キューバの家の造りは、一階のドアが開けると(いつも開いてる)階段が目の前にすぐあり、
二階からアパートみたいに部屋が並んでるというものが多い。

私はそういうところにはいつもガシガシ行く。
階段を見たら、もう誘われている気になって、この上には何があるんだろうと、つい階段を上る。
部屋の前に人がいれば、また呼ばれて手相を占ってくれたり、家族をみんな紹介してくれる。


ss-DSC_1421.jpg


拒否されたこともビビられたことも無い。
きっとここで私は生きていける性格なのだ。


ss-DSC_1159.jpg



街の中を歩いているだけで、不思議な魅力の虜になってしまう。


キューバの不思議なんて、数えてたら どんだけあるんだろうか。


昨日発見した不思議が、今日にはまた違う新しいものがいっぱい発見できる。


ss-DSC_1288.jpg


壁から木が生えてきてるとか、そんなもん可愛いもんで、

玄関のドアの前に、現役のお風呂(バスタブ)があるとかね。


ss-DSC_1180.jpg



まぁ、このへんは一日たっぷり歩けばすぐわかることだが、

それにしても 愛くるしくて、たまらん国に変わりはない。


スポンサーサイト
Secret

TrackBackURL
→http://sembo.blog137.fc2.com/tb.php/111-e873353e
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。