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valle saglado

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クスコからマチュピチュの間に続く、インカ時代に大きな役割を果たした
宿場町や遺跡が点在するエリアらへんのことを聖なる谷と呼ぶ。


なんてかっこいい名前ですか。

チームボリビア所属、おきょんとクスコで再会。
再会したらまたトレッキングしようと約束をしていた。
クスコは美しい街だがとてもツーリスティック。
それになんだか疲れてしまい、どこか遠くへ、人の少ないところ、田舎の方へ行きたかった。

いざ、聖なる谷のそこらへんのお散歩へ いざゆかん!

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ホテルをチェックアウトして荷物をまとめた後になって、
「ここらへんに、風の谷っていうのがあるらしいよ??」 ネットで見つけてしまった私。
それまでは2・3時間のお散歩程度のつもりだったけど、ややトレッキングの方向にシフト。
今回はテントで泊るというよりかは、基本的にはどっかの村で宿泊。
山の中ではない、人がそこそこいるとこを歩く。
がっつりトレッキングではない、ゆるゆるな感じで。

どこの町から出発するか前日の夜まで決めず、起きてからでいんでない?作戦。


とりあえず、ホテル出発1時間前をきってから、チンチェーロでいっか。

バスに揺られクスコからチンチェーロまで約1時間。

一泊の予定だったのに、特に何もない、ゆーったりしたチンチェーロを2泊も満喫。

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そろそろ行かなくてはいかん・・・
そんなこんなでとりあえず出発。


風の谷はどこだ?

行きたい方向はマラス。
コンパスで方向を見ながら、通りたい道・綺麗な景色を探しながら、
丘が見えれば、登りたい!ってその方向へ適当に歩く。

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歩いて疲れれば、適当に休憩して、また歩く。

可愛い子がいれば写真を撮る。

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写真を撮った子供に、パンを頂戴とせがまれる。
出発する時にタバコは買ったのに、水やお菓子といった超基本なものを買い忘れるアホ二人。
だから子供に「姉ちゃん達は、水もお菓子も無くってひもじいの、お腹が減ったの」と言うアラサー二人。
事実だけど、人がいるところを歩いているので、私らには全然切羽詰まった感は全くない。


その10分後くらい、その子供のお父さんという人が追いかけてきて、

「腹へってんだろ?飯くってけよ!」

午後3時頃、藁の袋詰め作業が終わったところで丁度ランチタイムだったそう。
藁で地面がふかふかなのに、ここに座れ!とさっき藁を詰めたばかりの袋をソファに。
さっきまで働いていた人よりも、見ず知らずの外国人二人に早く山盛りのご飯が回ってくる。
一面藁の中でたくさんの現地の人の興味の目を浴びながら、ビールをいただく。

お礼を言って、なんとなくの方向へ歩きだして10分くらい。

今度は畑作業が終わったらしき人達から、おーーーい!って声が。

またまたご飯のおもてなしを受ける。
実はこの時、人生初めてのクイを食す。
クイはアンデス地方ではお祝いやお祭りの時に食卓にあがる、モルモット。
ここらへんではナチュラルクイがたくさんいるんだそうな。

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泊ってけーーと言われつつ、まだ先があるのでマラスへ向かう。
もう、お腹一杯過ぎて歩けません。。

ちょうど、すっかり日が暮れてしまい暗くなったので、道路に出てヒッチ。
マラスに向かいたかったが、車はウルバンバの方向へ行くそう。
疲れていたし方向を変え、谷を降りこの日はウルバンバへ。


翌日は、ウルバンバからマラスに向かう。
谷を昨日は一気に下ったので途中まで車で登る。

車を降りると、マラスまではそこからたったの4キロ!わざと遠回りするくらいでないとすぐ着いちゃう!!
けど、すぐ魅力的なものを見つけてしまう私。

藁の積もった小さな丘があり、そこで昼寝タイム。
綺麗なホテルのベッドよりもずっと、青空の下でふっかふかの藁にもたれて寝る時間の方がずっと極上。
気持良すぎて気が付いたら夕方。
藁が黄金色に染まってゆらゆらしてる。

それを眺めながら、マラスへと向かって歩き、また車をヒッチ。
マラスでは、教会の敷地にある建物の屋根裏みたいなところで寝かせてもらう。

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マラスは、インカの時代に作られた棚田塩田が有名。
コンパスが指す、塩田の方角に沿って出発したつもりだが、行けども行けども到着せず。
人も全く見かけなくなった。

塩田の代わりに見えてきたものは、モライの農業試験場。
途中まで塩田は見なくてもいいとか強がっていたけど、いざ見れず、私的にどうでもよかった
農業試験場を見てしまった事にちょっと凹む。
塩田、見たかったなぁ。。


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そこからオリャンタイタンボを目指す事になるが、
何100m下がったのだろう、段々日が暮れる中、結構急な谷を下りきる。
膝を注意しながら、段々寒くなるのを肌で感じ、下れども下れどもまだまだ到着しない事に少し怯えながら
やっと道路へ出た。

道路へ出て、オリャンタイタンボはまだ先。
車で20分くらいとわかったので、そこにあったトラクターをヒッチ。

トラクターの後ろに乗っての、満点の星を眺めながらのオリャンタイタンボまでの道は、
どっぷり体が冷えたけど少し爽快。



ここで今回のトレッキングは終わり。

有名な聖なる谷めぐりといえば、谷底にある町や、そこにある遺跡巡りをする人がほとんど。
私らは、谷の上の方を歩いて、ホテルや移動手段として谷底へ下るスタンス。
だから今までのトレッキングと同様、一切観光客に会う事もない。

広い視野で贅沢に景色を楽しめるのは上。
中高生から、登下校が田んぼの中を通ってのトレッキングみたいなものだった。
だだっっぴろい景色が広がる場面が一番好き。
クスコでは、すぐchina!と声かけられたりツーリスティックなところにウンザリしてた私。

出会う人々が優しく暖かい。


終わってみると、風の谷っていうのは、どこの道だったのかわからない。
けど、どこも全部が風の谷だったと思う。


良い時間でした。



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